フォーム(ギターの構え)は正しく!
【サッカーが上手い人はフォームがカッコいい!】
私は小中学生のときサッカーをしていました。
人にそう話すと
「じゃ、モテたでしょう!」といわれます。
しかし、40年位前の話で、
今ほどメジャーなスポーツではなかったので、
全くそんなことはありませんでした。
このサッカーでよく言われたのが、
フォームの大切さです。
【知らないうちに姿勢が歪んでいた】
かつて私は、ギターを構えると右肩が下がっていることに、
しばらくの間気づきませんでした。
なぜ気づいたかというと「肩が凝る」のです。
これには何か原因があると思い、
ギターを構えて鏡で見てわかりました。
ギターを弾く度に鏡の前で練習し、
結局、このクセを直すのに半年かかりました。
ギターを始めた最初のころは、
気を付けていたはずですが、
だんだんフォームが変化してゆくために、
気づかないことがよくあります。
【生徒さんによくお話しすること】
レッスンしていて時々生徒さんに
鏡で自分のフォームをチェックしてください、とお話ししています。
これを言う度に自分のことも、チェックしています。
よくやってしまうのは
・背中が曲がっている:これはギターを弾く姿勢で最もしてはいけないことです。
音楽が暗くなってしまい、見た目も美しくありません。
・右左どちらかの肩が下がっている:これは上述のように、肩こりの原因になります。
・足台の位置が適切ではない:位置が必要以上に前の方にあったり、手前にあると弾きにくくなります。
・足台の高さが適切ではない:高過ぎも低過ぎもよくありません。
他には右手や左手のフォームも意外と、崩れやすいので注意しましょう。
【姿勢は健康にも影響する?】
脅かすわけではありませんが・・・・・
一昨年、坐骨神経痛から右足の梨状筋の硬化を起し、歩けなくなりました。
勿論、ギターの姿勢だけが原因ではありませんが、
ギターを弾く時の姿勢により背骨神経を圧迫したのと、
運動不足が原因ではないか?と思っています。
これは、病院で先生に聞いても明確にはわかりませんでした。
(*コルセットを使用すると悪化しないので、
演奏中に背骨が何かよくない形状になっているのかもしれません。)
結局、普通に歩けるようになるまで約2年かかりましたが、
姿勢を気をつけるに越したことはありません。
(*座布団も大切です。
私は最近ハニカム構造のジェルシートクッションを使っています。)
【もう一度、正しいフォームを確認しましょう】
①背筋が真っ直ぐか?猫背になっていないか?
②ギターのヘッドの位置は目線にあるか?
③左右の肩が平行か?どちらかが高くなったり、低くなったりしていないか?
④座面は硬すぎないか?場合によっては座布団等を使いましょう。
*足台ではない、ギター支持器具を使用している場合でもポイントは同じです。
以上、気をつけましょう!